プリンセスラバー! 第1話「馬車と姫君」

監督:金澤洪充
シリーズ構成:中村誠
キャラクターデザイン:鈴木信吾
アニメーション制作:GoHands

と言う訳で、サテライト大阪スタジオ独立組を主とした「Gohands」の元請デビュー作のプリラバです。

正直言って、どうして、Ricottaなんてトコの作品をアニメにしようとしたのかは謎ではありますが
(そんなにエロゲとしても売れた印象もないし、新規ブランドだから固定ファンもいないし)
個人的に思ったのはアニメにする際に「素材」として美味しかったのかなーと。
後は、製作と制作の兼ね合いとかね。

まぁ、そんなこんなで観た訳ですが。

脚本:中村誠
絵コンテ:鈴木信吾・金澤洪充
演出:池畠博史
作画監督:鈴木信吾(レイアウト・アニメーション)・舛田裕美(キャラクター)

いやー、意欲的だ!ここまでテンプレ萌えアニメを動かそうとしてるってトコに気概を感じる。
こういうのって変に絵柄が崩壊しないようにすれば、ぶちまけるとある程度、手を抜いても作れるのにね。
Gohandsっていう会社を大きくしたいというか、有名にしたい、みたいな良い意味での野望を感じる事が出来るような気がする。


話自体はありがちで然程に特別なモノは未だ観れていないのだけど、展開というか演出が凄くテンポ良くて
その上に作画もガリガリ描かれてるから、観ててワクワクする高揚感があった。

流石は池畠さん!

俺の好きな絶対可憐チルドレンの27話の演出も確か池畠さんだった気がするんだけど、本当テンポ良い。


作画的にも動きと現代アニメで要求されがちな「止め絵」的なビジュアルも両方ともをクリアしていてすげー。
きちんと動きつつ、ちょっとHな萌えアニメの体裁が整えるのって大変なのに。

しかも、どうやら全部自社回で回す予定で、1話以上に見せ場があるらしいと言う噂なので
個人的には今期の中でトップクラスの期待作になりました。


うーん、次回が楽しみ。