アニメ制作会社がこの先生きのこるには

今日の日経産業新聞を読んで、たかだか一アニオタが放言してみる。

俺は思うのだけれど、海外にアニメーターの人材を求める事でなくて
会社の制作部門をとっとと地方に移してしまう事の方が良いんじゃないかと思う。

まぁ、部外者なので外から見える範囲でしか語れないし、誤解もあるかもしれないんだけど。

今の時代、地方でもインフラが整ってる訳だし、何より、地方は物価が相対的に安く*1暮らしやすい。
給料を上げる事は中々難しくて出来ない訳だから、会社の制作部門を地方に出す事によって
アニメーターとして職業が少しでも成り立ちやすくすればいいんじゃないかしら。
そうすれば、地方の雇用創出にも繋がるだろうし、何より喰っていけないというどうしようもない程切実な理由で
泣く泣く若手が辞めていく事もないと思うんだけど。
有望な若い人間だって飛び込んできてくれる業界にしていく事に金を出す事もして欲しい。
その辺は、お上もコンテンツ産業に眼を向けてるのだし、官から資金を援助して欲しい。

日本人の技術継承をきちんと視野に入れて置かないと、いざ日本アニメがアニメーションで供給量、質、共に頂点にたっても
熟練者が抜けていき、日本自体は時代遅れになってました。子会社はハリウッド資本入って独立して元気です。
なんて、阿呆な超展開だってあり得そうで怖い。

*1:ていうか、東京が異常過ぎるという面も大いにあるが