うみものがたり第2話「指輪の心 巫女の心」

脚本:山田由香
絵コンテ:嵯峨敏
演出:紅優
作画監督:落合瞳・杉藤さゆり

前半は説明に結構な時間を割いてけど、まぁ、後半のアクションとのメリハリを考えると良い塩梅だったのかな?
後半のアクションは結構頑張ってたー。観てて「お!」って思ったよ。
部分部分で作画が凄く頑張って、後はアングルと演出で「動いてる」感を出しててすげー。
あのアクションパートは重たかったろうなぁ。他の部分はあまり動かないから、まぁ、トントンなのもしれないけど。


原画は倉嶋丈康さん*1や奥野浩行さんが参加してたから
あの辺のアクションのカットは何処かしら彼らがやってたりするんだろうか。俺は落ちこぼれ作オタなので*2作画のみで誰々と当りをつけられないんだけども
このお二人ならアクション描いてそうだなと言う単なる予想。誰か詳しい人教えてください。
でも、倉嶋さんだと、うりんカットを描いてそうな気もしないでもない(笑)

それと思ったのは単なる偶然なのかもしれないんだけど、監督と演出さんがカレイドスターと一緒なので
コミカルな部分の演出が矢鱈とカレイドみたいだった事かな。
これは佐藤監督の意図なのか、紅優さんの意図なのかはわからないんだけど。
夏音が雨で足を滑らせて石像に捕まるトコロとか、母親に「占い師にならないと」と言われてる場面での動きとか特に。
止め絵をエフェクトさせて動かす、みたいな*3


ただ、第1話のコミカルな演出とは違う気はしたので、ちょい自分の中で気になった事かな。


総じてみて。

まさか魔法少女モノにシフトするとは思わなかったけど、何だか面白くなりそうな要素は結構多いし、期待して次も観たいな。

あ、後、まりんは「愛してるー」を言い過ぎ。その台詞が絶妙な感じで作品から浮いてるように感じる(笑)
唯一SANYOから「まりんちゃんに《愛してる》だけは言わせてください」とか口出しされてるのかな。

*1:何を差し置いても俺の中ではcarnivalの一人無双が記憶に残る方

*2:誰か俺に講義して下さい。マジで。

*3:映像素人なんで良くある演出だったらスルーで